「実際に現地を見る」には、大きく分けて2つあると思います。
二つに分けて書いていきたいと思います。
土地を見る際のポイント
事前に地図等で確認しておくこと
土地の形状や面積
希望する住宅の形状に合わせて、十分な面積があるか確認しましょう。
不動産会社から、土地の詳細図や周辺図など、入手してください。
交通アクセス
通勤や通学などに必要な交通アクセスが良好かどうか確認しましょう。
賃貸でもやりますね。最寄り駅と、学校・職場との位置関係を把握しておきましょう。
事前では把握するだけでいいです。
ハザードマップ
土地探しをする際には、ハザードマップを参考にすることが重要です。
ハザードマップには、「洪水」「内水」「高潮」「津波」「土砂災害」「火山」などの種類があります。
ハザードマップには、土砂災害や洪水、地震など、自然災害に関する情報が掲載されており、住宅地選びの参考になります。特に、土砂災害が発生する可能性が高い地域では、建物の建設に規制があることがあります。
そのため、ハザードマップを確認し、事前に地域のリスクを把握しておくことが重要です。
地盤の状態
その土地が地盤がしっかりしているかどうかを調べることは重要です。地盤調査を行うことをお勧めします。
前が何に利用されていたか(水田、住宅地等)や液状化リスクを示すデータを確認しましょう。
私は、契約時に、液状化リスクや活断層の有無について説明されましたが、事前に知っておくといいでしょう。
ただし、あまりにこだわりすぎると、日本で建てられる場所はかなり限られてしまいます。
埋立地や、軟弱地盤など、極端に地震に弱い地盤を避けたいところです。
がけ条例等の確認
小さな丘陵地でも、がけ条例によって建物の位置や擁壁等が規制される場合があります。
内容は自治体により変わります。
確認しておきましょう。
日当たりに関する規制
建築基準法や都市計画法に基づく、日当たりに関する規制があるかどうかを確認しましょう。
日当たりに関する規制については、建築基準法や都道府県の建築条例、市町村の建築基準などに規定があります。
一般的には、建築基準法では、敷地内の建築物の高さに応じて、隣地境界からの距離に最低限確保しなければならない日影の面積や時間が決められています。
また、都道府県の建築条例や市町村の建築基準には、更に詳細な規定が含まれている場合もあります。
周辺地域の開発計画
将来的に周辺地域にどのような開発計画があるかを確認しましょう。
これは、分かればでいいです。
自治体の政策や企業誘致で、現在の状況から大きく変わりそうなことがあるなら把握した方がいいでしょう。
自分たちではどうすることもできないですが……。
土地の現地確認のポイント
ChatGPTのポイントで書きます。
なお、プロの方のブログ・サイトを見るとこれとは少し違った目線で書いています。
これについては後ほど記載します。
日当たり・風通しの確認
住宅の快適性にとって重要な日当たりと風通しを確認することが大切です。
日当たりについては、昼以外に、朝、夕も見るとよいでしょう。
隣地が住宅密集している場合、風通しが悪いです。
周辺状況がどうなっているか確認しましょう。
時間帯ごとの太陽の高さ(夏至の場合)
8時:38度
10時:62度
12時:76度
15時:47度
18時:12度
季節ごとの太陽の高さ(お昼12時の場合)
夏至:76度
春分・秋分:53度
冬至:30度
周辺環境のチェック
将来の生活に関わる周辺環境を確認することが重要です。
利便性の高い場所に位置しているか、騒音や公害などに注意が必要かなどを調べましょう。
周辺環境には2つあると思います。一つ目は土地周辺の状況、二つ目は通勤・通学の確認です。
近場の確認
- 全面道路の広さ・状況(縁石有無、通行量等)
- 電柱の位置
- ゴミ捨て場の位置
- 近隣住民の様子(通りがかりの人にはこんにちはと声をかけてみて、周辺の様子を聞いてみて)
通勤・通学路の確認
特に、通勤場所が変わらない方は、必ずやっておいた方がいいです。
やり方は、朝、出勤時間に間に合うように事前にその時間帯の到着予想を確認したから、実際に出勤してみることです。
夕はその日によって違うため、日当たり確認ついでに行く程度でいいと思います。
朝晩の混雑時は少しの距離の違いで30分違うケースもあります。
また、2輪通勤可の場合は、その方がかなり速いとわかる場合もあります。
土地の形状・サイズの確認
将来の建物や庭の計画を考慮して、土地の形状やサイズを確認することが必要です。
隣地との境界が明確でない場合は将来的にトラブルになることもあります。
境界のピンがあるかを確認してみましょう。
また、電柱の位置は駐車場の場所や玄関の位置に制限がかかる可能性があるので確認ポイントです。
駐車場・通行の確認
駐車場や通行ルートの確認をすることで、将来的な利便性を確保することができます。
戸建ての場合、車を保有する場合がほとんどだと思います。
実際に運転してみて、通行駐車に支障がないか確認しましょう。
建物を見る際のポイント
それは、「予算から大きく外れる住宅は見ない」ことです。
高い住宅は、いいに決まっていて、憧れますが予算が増えない以上買えません。
逆に安すぎる住宅も、物足りないが出てしまいます。
冷やかし程度で見に行く余裕があるならば、いいと思いますが、時間を有効に使いたいのであればお勧めしません。
間取り
自分や家族のライフスタイルに合った間取りかどうか確認しましょう。部屋の広さやレイアウトも検討してください。
実際に住むことを想定して、使いやすいか等メモして、自分の家に活かしてください。
また、図面・数値では実感がわかないことが多いので、その感覚を養うことが重要です。
また、間取り図は
建物の構造
建物の構造や材料、耐震性能などを確認してください。建設中の写真や資料も参考になります。
内装が始まる前に見せてくれるハウスメーカーもありますし、工場生産の場合は工場見学をさせてもらえます。
家に対する納得感が高まります。
設備・仕様
キッチンやバスルーム、トイレなどの設備や仕様を確認しましょう。また、エアコンや照明などの設置状況も重要です。
キッチンやバスルーム、トイレの中では、バスルームはよく見ておいてください。
他は、メーカーのショールームで見られますが、バスルームはハウスメーカーの標準品・推奨品を使うことが多いためです。
また、特に冬に見学する際は、エアコンと床暖・全館空調の差を感じるかチェックポイントです。
スリッパをはいた状態で目を通して、当てられますか?
意外とむつかしいと思いますよ。
当てられなければ、大差ないということです。
価格
建売の場合は、価格も確認しましょう。
注文住宅の内覧会の場合もざっくりとは教えてもらいましょう。(正確には教えてもらえないです。)
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