こんにちは!ちゅうた首相です。
屋根は外壁と並んで、家の外観を決める大きな要素です。屋根にはいくかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、ソーラーパネルとの相性も記載したいと思います。なお、ハウスメーカーの新築を想定しており、雨漏れのしやすさは一般に言われていることを書きますが、比較していません。どのメーカーも30年保証が一般的で、形による違いはないと考えています。
主な屋根の種類一覧
切妻屋根
メリット
- 費用や工事期間が短い
- どんな屋根材でも使用できる
- 雨漏りがしにくくメンテナンスが少ない
- ソーラーパネルが設置しやすい(屋根の方向によるが)
- 洋風・和風どちらにも合う
デメリット
- 多くの屋根に採用されているため、個性がない
切妻屋根とは、開いた本を逆さまにしてかぶせたような形の三角屋根です。日本の屋根形状で一番多い形状になります。家の絵を描くときは皆さんこの切妻屋根を描くと思います。シンプルでコストく丈夫ですが、個性がない(意匠性が低い)です。
寄棟屋根
メリット
- 風に強い
- 落ち着いた雰囲気で意匠性がよい
- 雨量、雪量を分散することができる。
- 狭い敷地では建築基準法における隣地斜線制限、北側斜線制限が有利になる(日照権に問題が出ずらい)
デメリット
- トータルコストの負担が大きい
- ソーラーパネル数、効率が制限される
切妻屋根についで多いのが三角と台形が組み合わさった屋根形状の寄棟屋根。
各面のつなぎ目が棟に寄せ集まってくるので寄棟屋根と言います。
片流れ屋根
メリット
- 費用・工期が早く経済的
- ソーラーパネルが設置しやすい
- 南向き、傾斜角度30度近辺の場合、すべての屋根の中で最も発電効率が高い
- 雪が解けやすい
- 棟に関するトラブルがない
デメリット
- 狭い敷地では建築基準法における隣地斜線制限、北側斜線制限が不利になる(日照権に問題が出る)
- 壁面積が増える(壁材が高級な場合、割高になる)
- 棟換気できない
片流れ屋根は、屋根面が一面だけ斜めにある屋根です。非対称のそのデザインはシャープさを感じさせるデザイン性をもっており、省スペースなので住宅密集地における建設において重宝されます。また、屋根面積が抑えられるため、施工費がリーズナブルでソーラーパネルを敷きやすいというメリットもあります。デメリットとしては、影が高くなり、日照権の問題が出やすいです。北側にスペースが確保できるか、高さを抑える、北側からの距離を抑える工夫が必要場場合があります。
陸屋根
メリット
- 太陽光発電が設置しやすい、屋根の向きで性能に差が出ずらい
- メンテナンスがしやすい
- 洋風で現代的な雰囲気を演出できる
- 狭い敷地では建築基準法における隣地斜線制限、北側斜線制限が有利になる(日照権に問題が出ずらい)
デメリット
- 屋根がないので、意匠性が低い、好みにも差がある
- 防水性に難があり、風水的にも凶とされる
陸屋根とは、一般的なビルの屋根のように平らな屋根のことです。陸屋根は洋風で現代的な家の雰囲気を演出できる、メンテナンスがしやすいのがメリットです。だし、陸屋根には勾配がないので排水性に難があります。
しかし、雪が積もるような地域の場合には、落雪を防ぐために採用されています。
これに加え、屋根材の違いがあります。詳しいサイトを見つけたので、参考にしていただければ幸いです。
我が家はSEKISUI HEIMで建てたため、HEIMの屋根については、こちらをご覧ください。
それではみなさんごきげんよう!ちゅうた首相でした。
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