本日、ZEH支援事業の交付額決定のご連絡が来ました。1月末ごろ振り込まれました。なので、ZEH補助金について紹介したいと思います。
あらためまして、ちゅうた首相です。
ZEHとは
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことです。
外皮の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現(省エネ基準比20%以上)。その上で、再エネを導入して、年間の一次エネルギーの収支をゼロとすることを目指した住宅をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といいます。
翌年以降、省エネ住宅を建てようと思う方はぜひ読んでください!
ZEH補助金を受けるには
2022年度(令和4年度)の要件は下記のようになります。
ZEH,ZEH+支援事業 補助額と要件
ZEHは55万円/戸、ZEH+は100万円/戸もらえます。要件は下記のようになります。
次世代ZEH+(注文)、次世代HEMS実証事業 支援事業 補助額と要件
ZEH+の派生で「次世代ZEH+(注文)、次世代HEMS実証事業」というものがあるようです。どうやら、私は次世代ZEH+(注文)のようです。
注意点
- 予算枠・締め切りがあるためスケジュールも重要です
- 申請にあたり、住宅メーカーから諸経費を取られる可能性が高いです。
1つ目については、次の章で記載したいと思います。2つ目は、セキスイハイムでは20万円取られました。ただし、申請書類の多さ、エビデンスの取得・提出等を考えると、致し方ない気もします。ただ、ZEHだと補助額の半分近く経費として持っていかれるので、だいぶお得感は減ります。
スケジュール
ZEHの補助金には、予算枠があり、特定の事業者毎の件数と一般公募の枠があります。(例えばSEKISUI HEIMは申請件数が多いので、前年実績をもとに何件と枠があるようです。)1次~4次までありますが、あふれて次の枠になったりするので早い方がいいです。営業担当者からこの申請期日を目指して間取りや窓、照明といったZEH申請上必要な仕様の決定日が設定されました。
制度のスケジュール(翌年度以降の参考に)
環境省の事業のため、4月はじまり3月締めで予算組がされています。翌年度の予算は前年の11月~1月ごろ大枠が決まり、3月ごろ国会で承認されます。なので、恒久的な制度でない(政治色のある)ものですが、今後脱炭素社会を目指すにあたり、さらに優遇される可能性もあります。
申請までに決定してかなければならない設計要素
ZEH申請する場合、申請に必要な項目は申請日までに決定して、「ZEH申請用」決定図面、仕様書を作成してもらい、承認印を推さなければなりません。
間取り(すべて決定していなくてもよい)
大まかな間取りは決定しておく必要があります。申請するのに、延床面積や外皮表面積が必要だからです。しかし、完全に決定しておかなければならないわけではないです。
窓
これは、完全に決めなければなりません。理由は、断熱性能値が変わってしまうためです。サイズ、配置、仕様(サッシの種類、ペアガラスか、トリプルガラスか等)すべて計算にかかわるため、以降変更はできません。
太陽光発電・蓄電池の容量
これは当たり前かもしれませんが、ZEH申請上、重要なSPECなので決定しておく必要があります。
空調、床暖房
ZEH申請の場合、空調(エアコンを含む)等は基本的にハウスメーカー経由で購入・設置する必要があります。型番から性能値、そしてそれをつけたエビデンスの提出が必要になるからです。なお、私はリビングのエアコンはSEKISUI HEIMでつけましたが、寝室・子供部屋のエアコンは買いませんでした。寝室のエアコンは、アパートで使っていたものを入れてもよいか聞いたところ、大丈夫とのことでした。子供部屋のエアコンの追加購入も当然大丈夫です。
照明
すべてハウスメーカーで購入し取り付けてもらう必要があります。以降変更もできません。
コンセント(分電盤の仕様)
これは必ず必要かわからないのですが、上記を決めると配線図が作成できるため、ZEH図面は配線図込みになっていました。
支給決定後、実績報告義務あり
まだ、正式に通知がないのですが、一部の方は実績報告の義務図けられるようです。
実際に依頼が来たら、また記事を書きたいと思います。(来るとしたら、11月頃のようですね)
それではごきげんよう!ちゅうた首相でした。
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